自分のやる気は自分で作れる。やる気が出ない時の対処法

今日はやる気についてのお話です。

「次のテストこそ早めに対策をするぞ!」と意気込んだ中間テストから
早1ヶ月半。
あの時決意したのに、ついだらだらしてしまっている!という人に送る、
「自分のやる気は自分で作れる」というお話です!

やる気が出ない原因は?

やる気が出ない人は、「やる金が出なくなる原因」があるかもしれません。
例えば、
部活でヘトヘトに疲れているといった、身体的理由
友達と喧嘩して、そのことばかり考えてしまっている精神的理由
勉強する場所に漫画やテレビ、パソコンやスマートフォンなどが常にあり、集中できない環境的理由などなど。
まずはこの原因を探ることが最優先です。

やる気が出ない原因を探れたら、解決するには何が必要か考えてみましょう。

例えば身体的理由でやる気が出ない場合は
・休む時間も予定の中に組み込む
・思い切って何もしない日を作る
・睡眠、食事を決まった時間十分に取る
など、体の疲れが取れる方法を考える必要があります。

精神的理由が原因でやる気が出ない場合は
・原因になっていることを意識して考えない時間を作る
・テレビ、携帯など、疲れる原因から自分を遠ざける
など、刺激から身を守る方法を考える必要があります。

環境的理由でやる気が出ない場合は
・勉強する場所には必要なものしか置かない
・勉強する場所と休憩する場所を完全に分ける
など、場所を整える必要があります。

環境を整えることについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ

https://learn-to-realize.jp/2021/06/05/お金をかけずにできる、集中するための環境作り/

やる気が出ない原因がわかったら次はやる気を作るプロセスです。

やる気は作れる:成功したときの自分を思い描く

今考えている目標や夢が、叶ったらどんな気持ちになりますか?
そのときの自分は輝いていますか?

志望校合格!
目標点達成!
などなど、
目標は立てているけど、何をどこからどうしたらいいかわからない・・・
目標は達成したいけど、特に何もしていない・・・
という人は実はゴールという目的地が決まっていないのです。

努力していればそのうち目標が叶うというのは嘘ではありませんが、
必ず成功するということはありません。
その努力の先に目標達成する道がなければ確実に成功させることは難しいし、
さらに恐ろしいことに、努力の方向、大きさ、方法が合っていない場合もよくあることです。

引き寄せの法則などもありますが、あれは実は

『ゴールを決めて、そこまでの経路を理解し、その道を試行錯誤しながら進むことができる人』

という科学的にも証明された仕組みがあります。

そのため、自分が目標を達成したときの状況や気持ちが想像できない人は
まず、そこをできるだけ具体的に想像することから始めましょう。

志望校に合格したら、この学食でお昼を食べて、部活は何部に入って放課後は・・・
などなど、よりリアルに。
成功させたい、目標達成したい、という気持ちを再確認して、明確なゴール設定をしましょう。

 

やる気は作れる:成功のために必要なことを書き出す

成功したときのゴールを具体的に想像することができたら、
そこに近づくために必要なことを書き出していきます。

例えば、定期テストで得点を取りたいのであれば、
・テスト範囲の〇〇と△△のワークを2回やる
・苦手な⬜︎⬜︎は早めに対策する
など、必要なことをどんどん書き出していきます。

書き出せたら、次は期日を決めます。いつまでにやるのかを決めます。
そこまで決まったら後はカレンダーに落とし込みます。

1日に勉強できる時間とやるべきことと期日を確認しながら計画を立てます。
必要なこと→期日→スケジュールを決めるの順番です。

やる気は作れる:絶対に毎日できる目標を淡々とこなす

上でスケジュールを決めたら、後は淡々と実行していくだけなのですが、
実際はここからが難しいですよね。
どんなに完璧な計画書を作ったとしても、行動しなければ、ただの紙と一緒です。

行動しやすいように1日の初めの勉強は確実に毎日できるものを設定することが大切です。
言い換えれば、
短い時間で簡単に終わらせることができる勉強にする。ということです。

例えば、毎日長文の英語の問題を2つこなす。とかだと、多くの人が挫折してしまいますが、
一日10個英単語を覚える。だったらどうでしょう?
おそらく、多くの人が後者の方が継続しやすいですよね。
10個が多いなら、5個など調整してもいいと思います。

自分は別に英語長文何個でも読める という人には必要のない過程ですが、
なかなかやる気が出ない
やり始めると集中できるタイプの人には効果的な方法なので、
最初のきっかけを継続しやすいところまでレベルを下げることをお勧めします。

まとめ

①やる気が出ない原因を知る
②成功したときの自分を想像する(ゴール設定)
③成功のために必要なことを書き出す(成功への材料作り)
④絶対毎日できる目標を淡々とこなす(継続のためのきっかけ作り)

勉強と部活、両立はコツさえ掴めばすぐできる。3つのポイント

部活をやっている人はもうすぐ市総体ですね。
毎日、大会に向けて頑張っていらっしゃる方も多いと思います。
中学3年生にとっては最後の大会。
もちろん熱も入りますよね。

実は私も元吹奏楽部員。
部長をしたり、副部長をしたり、学生指揮をしたりしたこともありました。

私が入っていた吹奏楽部は支部大会常連校、全国大会に連続出場校。
平日はもちろん毎日、土日も午前午後の8時間の練習。
1年間365日のうち360日は部活をしていた、部活大好き人間でした。

しかし、そこで出てくるのが部活と勉強の両立の問題ですが、

学生時代、学年の上位5〜10%には必ず入っていました。

両立ができなくて
「勉強できないなら部活やめなさい!」なんて言われている人もいるかもしれません・・・

今回は全ての部活、習い事に青春を捧げている人へ贈る、
今日から、たった今からできる、勉強との両立のポイントです!

ポイント1:時間配分を工夫しよう

部活をしていると、していない人に比べて勉強の観点から言えば、
やはり時間の制限がありますよね。それを解決方法は時間配分の工夫です。

「部活が家に帰って、机に向かいましょう。」
私が学生の頃もよく言われていました。

正直。「無理ーーーーーーー!!!!!!」

と思っていました。ただでさえ疲れているのに、そこから勉強なんてできない。
それができていたら、両立に悩んだりしないですよね。


そのような人はまず、1週間の基本的なスケジュールをタイムテーブルを使って確認してみましょう。
その時に時間の隙間を見つけます。この隙間は15分でもOKです。
そして、その部分にどう勉強を組み込むかを考えます。

例えば、普段夜勉強しているけど、疲れてしまってあまりできない人は、
朝起きる時間を30分〜1時間早めて、朝勉強してしまうなどです。
勉強をしていい時間は、夜だけではありません。

朝の時間、家では集中できないから学校で勉強する
通学時間で昨日出てきた新しい単語の発音を確認する
などなど、できることはたくさんあります。

上記はただの例ですが、時間配分の工夫は
・いつやるか
・どのくらいやるか
というところだけに要点を絞って発見していくことが大切です。

ポイント2:テキストに”あること”を書き込もう

部活生は時間の制約の中で勉強をしなければなりません。

それならば、どこで勝負するかというと、
・普段の授業
・効率を最高まで上げる
ことですよね。

そこで、この二つを達成するためにやってほしいことがあります。
授業中に問題を解いた時に間違えた問題に◯・×・△を記入することです。

◯は完全理解。次出てきても絶対間違わない
×は間違えた、もしくはぜんぜんわからなかった
△は何となくあってたけど、何であってたかわからない

です。平日の時間のない時は、この×問題だけを家での学習、もしくは休み時間で解き直しします。
△問題は休日や比較的時間がある時に解き直しします。

普段の生活はそれでOKです。

テスト期間前は部活も休みになると思うので、その時に再度×、△問題を解き直しします!

わかっている問題とわからない問題を明確にしておくだけで
時間の短縮につながります。

ポイント3:すでにできている人の話を聞いてモチベーションあげよう

最後はメンタル面のお話。

上記で説明した、
・時間の工夫
・テキストにわからない問題の記入
を確実にやっていけば、しっかり点数は取れます。

この記事を読んで、「やるぞ!」と思っても時間が経つと、
「別にいっか〜」
と思ってしまうのが人間というもの。
そんな時は、すでにできている人の話を聞いてモチベーションをあげましょう!

もちろん学校の両立できている友達に、
「どうやって勉強しているの〜?」と聞くのもいい方法ですが、
私がお勧めするのは、今ドラマでやっているドラゴン桜を見る!です。

判定外(合格する可能性ほぼ0)から東大を目指す高校生の話なのですが、
受験のテクニック、名言などなど、リアルに描かれています。

成績を上げるのは実は誰でもできることです。
それを明確に示してくれる作品なので、ぜひ利用しましょう!



・誰かに学習を徹底サポートしてほしい
・自分にあった学習方法を知りたい
方は私のオンライン家庭教師でも徹底したヒアリングから
精密な学習スケジュールや目標設定も行いますので、公式ラインよりお気軽にご相談ください。

オンライン家庭教師 宮下ちゆりの公式ライン

https://lin.ee/ikEQ1BL

お金をかけずにできる、集中するための環境作り

みなさん、こんにちは。
突然ですが、学生の皆さんやその保護者の方に質問です。

普段どういったところで勉強していますか?

・学校
・図書館
・塾
・自分の部屋・・・

など色々ありそうですね。

学校や図書館は入れる時間帯に限りがあるし、部活やってる人からすると難しいですよね。
塾で自習室があればいいですが、無いところや追加料金がかかるところもあるそうです。

今日はお金をかけずにできる、集中するための環境づくりについてです。

①おすすめの学習場所は驚きの・・・?

2017年頃、教育系雑誌でよく囁かれたのが、

「東大生の多くがリビングで勉強していた」

と言うことです。このような特集を組んだ雑誌がよく見受けられ、またよく売れていました。

実は今回お勧めするのはこのリビング学習。

「でもリビングって家族がいたり、視線が気になって集中できないんじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃると思います。

しかし、逆にその視線をうまく利用する!と言うような考え方に基づいています。

とは言えども、やり方を間違えれば学力が上がるどころが下がってしまう可能性も十分にあるので今回は具体的なやり方などに迫っていきたいと思います!

②リビング学習のメリット

それでは、どのような点で優れているのか確認しましょう。

・脳の認識を利用して集中が作れる
一人で部屋で勉強するとなると、ついつい予定していなかった模様替えをしたり、ベッドでごろごろしてしまいがちですよね。

これは、自分で「だらだらしないぞ!」と思っていても、脳が「部屋はだらだらしていいところ」という認識をしてしまっているからなのです。

自分がダメということではなく、脳の認識によることなので、仕方がないことなのです。

その場合は部屋は思い切り休憩するところときっぱり諦めて、場所を変えて、脳に勉強する場所を認識させましょう。

例えば、リビングで勉強をすると、脳は「リビングは勉強するところ」という認識をしてくれるので、誘惑を断ち切るなど労力を使わずに集中が作れるのです。


・家族と一緒に頑張る時間を共有できる

リビングで勉強することによって、

学習者本人は「家族に頑張りを見てもらえる」
家族は「頑張りを間近で見れる」

というメリットがあります。
頑張りを見てもらえるということは、思春期の子供の承認欲求を刺激し、大人が思っている以上に子供のやる気をアップさせます。

また、この時に「最近頑張ってるね。」など、認めてあげる(褒めるのではない)ような声をかけてあげることや、
テレビを消す、ご自身の勉強をするなど集中できるの環境作りに参加することで
頑張りを共有でき、「一緒に頑張ってくれている」という気持ちを学習者に与えます。

一人では難しいけど誰かと一緒なら頑張れる、このような経験をお持ちの方も多きと思いますが、まさにその反応を利用した環境づくりです。

③リビング学習のデメリット

続いてデメリットについてです。

・テレビを消す・スマホを触らないなど他の家族の協力が不可欠

リビングは家族が集まる場所ですよね。もちろん食事をしたり、テレビを見たり。
ゲーム、スマートフォンなどをする場所でもあると思います。

勉強しているときに隣で携帯を触られるとどうでしょう?
やはり、自分も確認してしまいますよね。

これは勉強の時間をずらすということで解決できるとは思うのですが、
同じ歳くらいの兄弟がいたり、リビングにしかテレビがないという場合は少し難しいかもしれません。

ちなみに私が伺っていたおうちでは、受験生の1年間はテレビの場所を移動し、
リビングでお母様が家事をしながら、一緒に学習する時間を共有したり、
21時など、夜ご飯を食べ終わった後にリビングで学習をするなど、ご家庭の事情に合わせて工夫されていらっしゃるご家庭もありました。

・うまくいっていないからと無闇に声をかけない
「手が止まってる」「本当に考えているのか・・・」とついついお子さんのことを気にして
「ちゃんとやってるの?」声をかけてしまいがちになるのがこのリビング学習の難点です。

家庭教師をしていてよく感じるのですが、
手が止まっていてもしばらく待っていると、なんとか答えを導き出してくれるものです。

学習者にとっては初めてで難しい問題ばかりです。

なぜこの問題がわからないのか・・・と思われることもあるかとは思うのですが、
ぐっと我慢しましょう。考えるときにはすべての人が手を止めるからです。

声をかけるとしたら、温かく、体調を気遣う程度に留めてください。

やる気がない時に「今宿題しなさい!」だと、人間の心理で命令形には反発してしまう傾向があるので、「今時間取れるよ!宿題できるね!」のように、”あなたのためですよ!ラッキーだね”というような表現がベストかと思います。


・辞書や参考書の収納スペースを作らなければならない

これもご家族の多大なるご協力が必要な作業ですが、勉強するときに問題集とノートだけでは解決しないこともあります。

例えば辞書や参考書は常に近くに置いておきたいものです。これを毎回自分の部屋に取りにかえるとなると、その度に集中力は低下します。

なぜなら、取りにかえるという決断を毎回してるからなのです。
決断の数だけ脳は疲れます。結果、集中力が下がるのです。

リビングで勉強するのであれば、その近くに勉強に使う道具は一式揃えましょう。
そのため収納スペースも必要、というわけです。

⑤まとめ

お金をかけずに、集中するための環境づくりにはリビング学習がおすすめ。

リビング学習のメリット
・脳の認識を利用して集中が作れる
・家族と一緒に頑張る時間を共有できる

リビング学習のデメリット
・テレビを消す・スマホを触らないなど他の家族の協力が不可欠
・辞書や参考書の収納スペースを作らなければならない

でした、また近いうちに具体的なやり方の例をアップしようと思います。

偏差値って何?見方や計算方法を解説!

みなさん、こんにちは!

中学三年生はそろそろ実力テストが返されて、期末テストへ向けて意気込んでいるとこかと思いますが、本日は成績表についてくる偏差値について解説していこうと思います!

①まずそもそも偏差値とは?

偏差値とはなんでしょう?

偏差値とは”あなたの成績を正確に読み取るための数値”です。

これはテストを受けた人たちの中で、自分がどのくらいの位置にいるのかを点数よりも正確に知ることができます。志望校選び、受験勉強にも生かせる内容なので、しっかり使い方をマスターしましょう!

②偏差値は平均からの距離

偏差値は50を基準として、どの程度平均と差があるかを表した数値なのです。
平均点ぴったりであれば偏差値は50になります。
例えば、ある数学のテストでは点数が90点だったとしましょう。
言うまでもなく高得点ですよね。
しかし、偏差値は50であった場合、90点が平均点。
テスト自体があまり難しくなかったということです。
偏差値50より高ければ平均以上、50は平均、50に満たなければ平均よりも低いということなのです。

③偏差値の計算方法

あまり必要ないかもしれませんが、計算方法は以下の通りです。

  1. 平均点を求める
  2. 平均点との差を求める
  3. 上で調べた平均点との差を二乗する
  4. 分散を求める→全員の平均点との差を二乗した数を足して人数で割る。この時数値が大きければ大きいほど全員の点数にばらつきがある。数値が小さければ小さいほど点数にはばらつきがないので、みんな同じくらいの点数ということ。
  5. 標準偏差を求める→上で求めた分散にルートをかけます。
  6. 自分の点数と平均点との差を求めて10をかけて標準偏差で割る
  7. 6.の数字に50を足すと偏差値が出る

という形で偏差値はでます。あまり、自分で計算する機会はないかと思いますが、このような計算で出すことが分かっていれば、大切なのは点数や順位ではない、ということが理解できると思います。

④点数や順位よりも大切なこと

例えば、あるテストで、一位の人が100点、二位は70点、その他の3人は60点だったとします。この時の結果を見比べてみましょう。

一位 100点 偏差値70
二位  60点 偏差値49
三位  50点×3人 偏差値44
平均点・・・62点

一位はさておき、二位の人に注目してみましょう。順位は二位!得点も6割!すばらしいですね。しかし、偏差値は驚きの49。実は順位は高くても平均よりも低い点数をとってしまったのです。順位や点数よりも大切なのは、偏差値。その意味がわかりましたね?

⑤まとめ

テストの結果が帰ってきたら点数や順位に一喜一憂する気持ち、とてもわかります。
実際に私もそうでした。しかし、大切なのは偏差値!今日もコツコツ積み上げていきましょう。

勉強を制する者はスケジュースを制する者

みなさん、こんにちは。

新学期が始まり、早2ヶ月が経とうとしています。

部活に慣れてきたり、
新しい友達とも仲が深くなったりと
ばたばたしていた時期が過ぎて
だんだんと安定してくる頃だと思いますが、
スケジュールは確認できていますか❓

スケジュールの立て方は
1時間ごとに紙に書き出しながら、
①絶対に外せない予定を入れる
②勉強の時間を決める
③趣味や余暇の時間を決める
の順で決めます!

①絶対に外せない理由


例えば日々の夜ご飯の時間やお風呂の時間など・・・
部活や、習い事の時間はもう決まっていることですよね!
そういったものを先にスケジュールに書き込みます。

②勉強の時間を決める


まずは、日々の宿題にどれだけ時間がかかっているかを測ってみましょう。
その時間にプラスして
・その日にやった教科で間違えたところ
・次の日の予習
をします。
そうするとどのくらいの時間になりますか?
具体的に測って、スケジュールに組み込みましょう🗓✏️
※予習のやり方は過去投稿にあります!

③趣味や余暇の時間を決める


ゲームやテレビ、パソコンなど、
やりたいことはたくさんありますよね?
そういったことはやり始めると
なかなか離れられないもの。
また、宿題や勉強のことを『やらないとな〜』と思いながらやるのも辛いものです😭
心置きなく楽しむためにも、
やるべきことからまずやって楽しみましょう!

あなたの成績が上がらない理由

みなさん、こんにちは!
本日のテーマは・・・
『勉強してるのに、成績が上がらない…』
『塾or家庭教師をしてるのに成績が上がらない…』
とお悩みの方にぜひ読んで頂きたい、
あなたの成績が上がらない理由
です!!(ズバリ!!)

勉強時間を増やす、問題をより多く解く
というのは必ずしも成績改善につながりません。

その結果として、塾に3年間通ったのに、成績は横ばい
家庭教師をつけたのに、たいして勉強しない。
ということになるのです。

①やりっぱなしになっている。


『勉強をする時に、問題を解いて答え合わせをして、終わり。』
になっていませんか?
それでは残念ながら成績は上がりません!
問題を解くのは、できているものとできないものを分けるためです。
例えば、答え合わせで終わってる人は
料理をする時に、使う食材を用意しただけの状態なのです!😨
それでは、料理はいつまで経っても完成しませんよね?
つまり答えて合わせをしたあと、
間違えたものをできるようになるまでやることが成績アップにつながるのです。
そのため、大切なのは、むしろ答え合わせの後です。やり直しまでが大変な場合は
慣れるまでは問題数を減らしてもいいと思います。

②説明することができない


問題が多すぎてやり直しばかりになるときは、理解できていない可能性があります。
よくあることで、生徒さんに
『分かった?』と聞くと、
『分かった!』と元気よく答えてくれるのですが、
『じゃあ私が生徒役をするから、先生になって説明してみて』
とお願いすると、うまくできなかったり、
違うことを説明してしまう、ということがあります。
“理解する”ということは
他の人にもわかるように説明できるということです。
説明ができないということはまだ、理解が足りていないのです。
しかし、人間の脳は
“理解したつもり”という錯覚を覚えやすくなっているので、
そうならないために、
理解=説明できる
と考えて勉強に取り組みましょう。

③勉強量が足りていない


これは、がむしゃらにやる
ということではありません。
例えば、野球なら、いろんなボールの投げ方ができるようになるためには
指の位置や手首のスナップを理解するだけではなく、練習が必要ですよね。
ピアノなら、曲が弾けるようになるためには、どんな音がどんな長さで並んでいるのかを理解するだけではなく、
やはり、練習が必要ですよね。
勉強も同じなのです。
数学を理解するだけでなく解くことができる数学脳、
英語を理解するだけでなく、聞けて、書けて、話せる英語脳、
がそれぞれ必要なのです。
勉強も理解するだけではなく、脳を鍛えるのとが必要でそのためには、練習が不可欠なのです。
そのための練習=勉強量になるわけです。

④まとめ

成績が上がらないときは以上3つの理由のどれかに当てはまるかと思います。
自分はどれに当てはまり、どう改善したらいいか
考えてみてください!
夏頃には今とは違う自分と出会えるはずです!

ミャンマーで今何が起こっているのかわかりやすく解説

日々テレビで報道されている、ミャンマーのクーデター。
何が起こっているのかざっくりと説明します。

①ミャンマーってどんな国

ミャンマーはもともとビルマという国で
イギリスの支配下にありましたが、アウンサン氏という人物の尽力により、戦後の植民地処理によって独立しました。

しかし、様々な民族がいる国だったため、
紛争が多く起こるようになります。
そして、その紛争を鎮圧していた軍が力を持つようになります。

そこから、軍政の社会主義国家が続くのですが、近隣の東南アジアに比べて
経済発展が乏しく、最貧国と言われるようになりました。

②軍政から民主化へ

その結果、民衆の不満が高まり、
徐々に民主化を求める声が高まりました。
その象徴的な人物としてアウンサン氏の娘、スーチー氏が英雄の娘として、挙げられました。

民衆の民主化運動により、軍政権を退けましたが、
軍によるクーデターが行われ、スーチー氏は
自宅に軟禁されました。

その中で、世界中にスーチー氏の民主活動が知れ渡り、軍には批判が集まり、国際制裁なども行われ、その圧力に押され、軍は彼女を解放し、民主化に向けて動き出しました。

③今回の軟禁事件のきっかけ

そのあとの総選挙でもスーチー氏が圧勝、その度に軍がクーデターを起こし、彼女は軟禁されて・・・を繰り返しました。

その後、新しい憲法制定や民主制スタート、
2015年にはスーチー氏率いる国民民主連盟が総選挙で圧勝し、民主化へと進展していく兆しが見えてきていました。

しかし、今回のクーデターは起こりました。
それは、2020年にあった総選挙で、スーチー氏率いる国民民主連盟が圧勝し、軍が政治を掌握できなかったことにあると考えられています。

三本の指を立てることは抵抗を表し、民主主義を返してという意味が込められています。

今回、軍政は
総選挙に不正があった
とのことでクーデターを起こしていますが、
実際の理由はわかっていません。

今も罪なきこどもたちをはじめとする人々の命が奪われる中、
この事実を知り、どうするべきか考えるきっかけになれば、と思い投稿します。

オンライン早朝自習室 開室します!

4月1日より、早朝自習室を開室します!

早朝自習室とは…
オンライン上で実際の自習室のような雰囲気を自宅で再現できるサービスのことです。

→朝型にしたいけどできない人
→やらなきゃいけないとは思いつつ、スマホやゲームなど他のことをしてしまう人
→自主的に学習できない人
などにおすすめです。

そこで、開室に際して、4〜7月までモニター様を募集します。

モニター様の特典としては、
・早朝オンライン自習室を無料で使える
・4〜7月まで オンライン授業を3回まで無料で受講可能
・4〜7月まで ラインによる無料の質問受け3回まで
をご準備しております。

※zoomのインストールも無料です。分からない方はご相談ください

モニター様の条件は
○小学生から高校生までのルーム
○大学生から社会人までのルーム
○録音、録画禁止、連絡先交換禁止を遵守してくださる人
○オンラインでzoomというアプリを使って行うため、インストールが可能な方(分からない場合はご相談ください。)
○ミュートでの参加が可能な方
○毎朝5:00〜7:00まで開室で、週3回以上参加頂ける方(開始時間は問いません。)
○簡単なアンケート(10分程度)にお答え頂ける方
です。

ご参加頂ける方はDMでご連絡ください。
皆さまのお申し込み、お待ちしております。

「読書は読解力アップに有効」は本当か。読解力アップのすすめ

「読書は読解力アップに有効です」というフレーズ、書店の児童書コーナーなどでよく目にしますね。また小学校などでは“読書の時間”というものを設けて、子どもに本が読むようを推奨しているところも多くあります。しかし、本当に読書は読解力アップに有効なのでしょうか。

今年(令和3年)は大学入試のセンター試験から共通テストへと変わり、どの教科でも文章が比較的長くなったり、読解力を必要とする問題が増えました。このタイミングで読解力について一度考えてみましょう。

①そもそも読解力とは

OECD(経済協力開発機構)というヨーロッパやアメリカを中心とした34か国の先進国によって構成された国際的な経済機構が行っている、15歳児の学習到達度調査によると、読解力とは文章を理解、利用、熟考する能力だと言われています。つまり、

  • 文章から情報を取り出して分かることができる力
  • 文章から得た情報から自分の考えを発信することができる力
  • 文章の情報について考えを深めることができる力

この3つ力のことを読解力と定義することができるかと思います。

②本を読む習慣=読解力アップ?

「国語ができません。本を読む習慣が無いからでしょうか?」というようなご相談を保護者の方から頂いたことがあります。そうでもあり、そうでも無いと言えるご相談なのですが(どっちつかずですみません)どういうことか説明すると、まず、文字を読む習慣が無い子に文章の内容を理解しなさいと言ってもできるわけがないのです。しかし、子供は学校で文章を読みますよね。国語だけではなく、他の教科でもほぼ毎日、必ず文章から情報を読み取っているのです。つまり、文章を読む習慣が無いわけではありません。そのため、本を読む習慣がないから国語ができない、というのは間違いであると言えます。実際に1年間で本を1冊も読まないが、国語は満点取れるという子も多くいるからです。では、何が起こっているのでしょうか。

③読んでいるのに読んでいない

文章から意味が取れない子というのは、文章を理解しながら読むのではなく、文字を追うことに必死になっている可能性があります。目を滑らせるだけ、「あ」なら「あ」という音だけが頭の中を通り過ぎて行ってしまっているということです。読んでいるのに読んでいないのです。例えば・・・「綺麗な赤い花が道端に咲いている」という文章を読んで、道端や赤い花、綺麗な花が想像できているのか、ただ字の上に目線を送っているのかで、文章の意味を理解できているのかできていないのかが変わってきます。しかし、これは周りの人間が見ても全く同じことをしているように見えるため、確かめる方法がありません。読書している人の頭の中を覗くことはできないのです。そして、読んでいる本人も読めていないことに気がつかないまま時間が過ぎて行ってしまう、これが最大の悲劇です。

④本当に有効な読解力を上げる方法 ①要約

読書をするだけでは実際に読解力が上がるかわからないとなれば、どうするか。一つ目のおすすめは要約です。要約とは文章を読んで、大切なところを抜き出して短い文章にまとめることです。初めは、元の文章とほぼ変わらない、もしくは大切でない部分を抜き出すなどの問題が出てくるかと思いますが、要約に正解はありません。どうしてその部分を抜き出して書いたのか、どういうところが大切だと思ったのか紐解いてあげましょう。根気強く続けて、慣れてきたら要約する文章を短くしたり、使用する語句を指定して書いてもらうなども有効だと思います。なぜ要約がいいのかというと、大切なところを抜き出すために全体の流れを理解する必要がある、そしてそれを元の文章を読んだことがない人が読んでも分かる形に再構築することにより、自分の理解に間違いはないか、それをもとに書いた文章に間違いはないかチェックができるようになり、さらに考えを深めることに繋がるためです。

⑤本当に有効な読解力を上げる方法②発問する

文章を書く機会がまだあまりない小学校低学年やもともと文章を書くことに苦手を感じている子に有効なのは発問です。発問とはその名の通り、質問をすることを指すのですが、例えば文章や本を読んでもらう前に、「これはどこの国のお話かな?」「この本の主人公はどんなことをするのかな?」「読み終わった後にもう一度質問するね」など質問を投げかけておきます。そこから本を読んでもらいます。読み終わった後に、同じ質問をすることで投げかけていた質問に対してはよく理解しながら読むことができるようになります。読む前から、読み終わった後質問されるということがわかっているため、答えを探そうと文章をくまなく読むようになります。その質問の内容を少しずつ変えて出すことで、文章から情報を得る練習になります。ここができるようになれば、要約のステップへと進められるかと思います。

⑥まとめ

読書をしているだけでは読解力が上がるわけではない、だけでなくそもそも文章が読めているのかもわからないということはお分かりいただけましたでしょうか。読解力を上げるために必要なのは本を買い与えることではなく、アウトプットの環境を作ってあげることが大切です。方法は要約、発問など、文章を読んだ先にアウトプットがあるということを子供に示してから大人が手助けをしながら読書してもらうとできるようになるということでした。現代は動画やゲームなど子供心をくすぐるもので溢れていますが、文字から自分の想像の世界を自由に広げることができる読書の魅力にも、子供時代ならではの楽しみ方だと思いますので、ぜひ触れて欲しいと思います。

毎日勉強なんてできない!をなくす勉強を習慣化する方法

・「勉強しなきゃ!」とは思ってるのに今日も何もせず終わってしまった・・・

・勉強始めたけど結局三日で終わってしまった・・・

・子どもが全然勉強しなくて注意してもけんかになってしまう・・・

なんて人はいませんか?その失敗の原因は何か。それは、勉強が習慣として身についていないことにあります。

①習慣化するとはつまりどういうことか

朝起きて朝ごはんを食べる、歯磨きをする、顔を洗う・・・すでに習慣化していることってありますよね?最近では朝の習慣を「モーニングルーティン」として紹介する人も増えてきました。そもそも習慣化することはどういう段階を踏んでいるのでしょうか?習慣化の始まりは短期記憶から始まります。それは「今日はこれをやらないといけない」というようにたった1日だけ、やるべきことを記憶することから始まります。それを繰り返し、繰り返し意識的に毎日続け、意識しなくてもできるようになった時に長期記憶となり、習慣化するのです。子供の頃「ご飯食べたら歯磨きしなさい」「歯磨きしたら顔を洗いなさい」など、毎日毎日言われてやがては、言われなくても、意識しなくても続けられるようになりませんでしたか?それと同じで意識的に毎日続けることでやがては無意識にできるようになるというのが習慣化の仕組みです。一般的に新しい動作を習慣化するには意識的に3ヶ月ほど続ける必要があるという話がありますが、私は大体2週間程度意識すれば何かが変わってくると思います。

②環境を整えよう

習慣付けをするには環境を変えましょう。具体的に何を変えるのかというと、勉強するスペースと休憩するスペースを完全に分けるというところから始めるといいと思います。なぜ分ける必要があるかというと、脳は場所によってやるべきことを記憶しているらしいのです。例えば、ここは歯磨きをする場所、ここは寝る場所、といったように場所と行動をセットで記憶するそうです。それなのに、勉強する場所と休憩する場所を同じにしてしまうとどうでしょう?脳が混乱してしまいますよね。そして人間は楽な方へ流れてしまう修正があるので、習慣化失敗!となるわけです。たまに「環境なんて関係ない!やる気だ!」などという人もいますがそんなことはありません。私は個人としては90%くらいは環境に左右されると思っています。環境を整える上で一番頑張って欲しいのは、やるべきタスクとは関係のないものに視線が行かないよう工夫してみて欲しいです。例えば、スマホ、パソコン、タブレットは勉強で使うのであればもちろん必要ですが、SNSや他のことをするときはしっかりと場所を分けて、習慣化したいことをしているときは目につかないよう、スクリーンタイマーのような機能を駆使して見ることをお勧めします。

③小さな目標から始めよう

新しいことを習慣化するためには、まず小さなことから始めることがポイントです。「習慣化するぞ!」と意気込んで、新しいことを始めても1日の負担が大きすぎるとなかなか続きにくいです。ならばどうするか。1日の目標を絶対に達成可能なものにして続けていくということが大切です。例えば、「英語が話せるようになる!」という目標では、何をしたらいいのかいまいちはっきりしませんよね。そして,よく分からないことを続けることは人間には難しいと言われています。しかし、「英単語を10個覚える」「洋画の一場面を英語字幕で見る」というものだったらどうでしょう。1日1日はっきりとやることが分かるだけでなく、ハードルを低く設定しているので続けることも容易ですよね。継続しているうちにスキルが上がれば、1日の作業量も上がってくるという仕組みです。

④記録して「見える化」してみよう

これは、お子さんの学習にとても有効なのですが、1日の学習時間や習慣化したい行動ができたら記録して、視覚化、見える化することが継続する上では有効です。どうして有効かというと、見える化することで、「もっと伸ばしたい」「ここでやめるのもったいない」という心理が働くそうです。これは学習や習慣化だけでなく、ダイエットにも応用されている手法で、レコーディングダイエットと呼ばれていたりします。私もこのダイエット方法で8キロ痩せました。ということでお子さんにはとても有効と書きましたが、大人にももちろん応用可能です。(ソースは私です)

⑤すでに習慣化しているものとセットにすると効果アップ

何かを習慣化する際に有効な方法として、すでに習慣化している行動とセットにするとより継続しやすいという研究結果があるそうです。具体的にどういうことかというと、例えば、歯磨きをする、お風呂に入る、朝ごはんを食べるなどすでに習慣化された行動の前や後にくっつけてあげるというようなことをすると、継続しやすくなるということです。私の生徒さんは、週に一回の宿題を提出することができず、色々と試行錯誤した結果、勉強や宿題をして私にラインで提出するというのを夜ご飯の後にセットにすることで、できるようになりました。

⑥まとめ

習慣化についていろいろな方法をご紹介しました!習慣化を意識的にしたいのであれば、1日のうち、脳が最も効率的に働く、起床後3時間以内にやることもお勧めです。どれも継続には有効な方法だと言われているものです。しかし、ここにあげたすべてを並行する必要はありません。一つ一つ試してやってみて、自分に一番合うやり方を見つけ出してみてください。それが自分だけのベストな習慣化の方法になってくると思います。